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石橋康孝氏(イシバシヤスタカ)─お客様目線で「居心地」を探求
1985年生まれ、福岡県出身。博多の鮨屋に生まれ、父親の背中を見ながらいつしか料理人を志す。京割烹の名高い「高台寺和久傳」、江戸前鮨の名門「海味」、伊勢の老舗「懐石かみむら」。錚々たる名店での修業は身を削るような厳しさだったというが、その経験により身につけた技術は財産。2018年に開いた「一本木石橋」では持ち前の陽気さで、日本料理と鮨を気軽にくつろぎながら楽しめる店を目指す。
各地の食材を丁寧に使用する、握り鮨も挟まれる懐石
鮮度の九州、歴史の京都、物量の東京。自身が修業してきた各地の食材に精通し、適材適所で使用する。コースは先付けからはじまり、「料理の心臓部」という椀、造りときて、鮨を3〜4貫挟んで焼き物、季節の一品と続く。この展開も経験豊富な石橋氏ならではだろう。常日頃から「お客様が一番喜んでくれるのは何か」を自問自答しながら、日々料理を探究する。
現代の名工の手による重厚な数寄屋造りの建築
住宅街の一角にある数寄屋造りの一軒家。ひと目で名工の手による建築であるとわかる重厚な佇まい。石橋氏の人柄を知らなければ緊張感さえ覚えるかもしれないが心配は無用。6席だけのカウンターは、いつも笑いに包まれる穏やかな雰囲気。仕上げられる料理を眼前にする臨場感とともに、初訪問でも気兼ねなくくつろぐことができる。2階には個室も完備されている。
月・火・水・木・金・土・日・祝日・祝前日・祝後日
L.O. 料理13:00
L.O. 料理19:30
カード可(JCB、AMEX、Diners、VISA)
電子マネー不可
QRコード決済不可
有