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中村亨氏（ナカムラアキラ）ー料理、空間を通して四季を伝える
奈良県の「菊水楼」、「卯之庵」で7年間の修業を経て、故郷である北九州で店を構え、2016年に博多に移転した「馳走なかむら」店主・中村亨氏。水産物の卸売市場と鮮魚店で3年働き、魚介の扱いや仕入れなども学んだ熱心な姿勢は、料理づくりにも生かされている。
季節を映す彩り美しい八寸
ほうれん草の白掛け、くわいせんべい、ゆきれい茸旨煮、カマス一夜干し、伊勢海老昆布しめ、オリジナル宮崎キャビアなど。旬の食材を使って季節の多彩な料理が盛り込まれた一皿。12月の盛り付けは、大人でも笑顔になるような楽しさ。それでいて品格がある。器も祭事や風情を感じさせるものが用いられる。
来客を迎える美しい石畳の入り口
店舗は京都の建築家・杉原明氏が手掛け、聚楽土、柱、石畳など選び抜いた素材が用いられた本格的な数寄屋造り。掃き清められ、打ち水された石畳のアプローチに立つと、これからの料理に期待が膨らみ、背筋が伸びるよう。すべてが美しく整っている。
月・金
L.O. 料理19:00
火・木・土
L.O. 12:00
L.O. 19:00
水
L.O. 19:00
日
カード可（VISA、Master、JCB、AMEX、Diners）
電子マネー不可
有（2人可、4人可、6人可）
