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橋本桂一氏(ハシモトケイイチ)−料理の技術とデザインの感性と
1975年、山口県周南市生まれ。建築家を目指しデザイン学科を専攻した大学時代、飲食業の楽しさと料理の文化に魅せられ食の道に進む。辻調理師専門学校を卒業後、2002年に上京し、フランス料理修業を開始。大小の店で研鑽を積み、銀座のレストランでのシェフを経験。2006年、駒澤大学に「LeSorcier」を開業する。2012年に帰郷し、地元レストランでシェフを務めた後、2015年、現店開業。
一皿の上で美しく“構築”される、山口とフランスの食文化
地域の文化を豊かにする手段としてフランス料理を選んだ橋本シェフ。山口県産の西京和牛とロワール産鳩のラヴィオリは、そのスタンスを明確にする一皿だ。フレンチやレストランのビギナーにとっても馴染み深いご馳走食材・黒毛和牛を主に、フランス料理を代表する食材・鳩を、食べやすいラヴィオリ仕立てにして添えて。山口が誇る上質な食材と、フランス料理の粋を究めた重層感のあるソースで、食べ慣れたゲストにもアピールする。
器はすべて作家の作品。食から広がる文化も伝える
陶器のオブジェは、瀬戸内海に浮かぶ広島県江田島を拠点に活動する陶芸家・若狭祐介氏の作品。海の青の表現に長けた若狭氏をはじめ、地元周南市のガラス作家・櫻井彩氏、山口市の洞春寺境内に窯を構える舛井岳二氏、粉引きの白の表情に定評がある鈴木環氏など、料理は惚れ込んだ作家の器で供する。建築を志した若き日に憧れたミース・ファン・デル・ローエの名作椅子、ブルーノ・チェアを配するなど、設えにも美学を一貫している。
カード可
電子マネー不可
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無