オテル・ド・ヨシノ（hotel de yoshino）

松本真平シェフ

松本真平1989年京都に生まれる。2008年エコール辻大阪入学2009年辻調フランス校入学帰国後、株式会社ひらまつのボキューズグループをはじめとする数軒のレストランで基礎を学んだのち、和歌山オテルドヨシノの料理その姿勢に感銘を受け手島シェフに師事。4年間で多くのことを学ぶ。卒業後、熱海せかいえ部門シェフなど2年の時を経て再び和歌山に戻る。2022年8月オテルドヨシノ料理長に就任

和歌山市街を一望できる贅沢な空間で、極上フレンチを味わう喜び

エレベーターで最上階まで上がり、白を基調とした洒脱なエントランスを抜けると、素晴らしい眺望が目の前に広がる。壁一面に設置された大きな窓からは、和歌山市街を一望でき、連綿たる山々と和歌山の海が遠く向こうまで続いている。自然光が降り注ぐランチタイムから、星が煌めくような夜景のディナータイムまで、時間帯ごとに違った表情を見せる風景は、極上フレンチの味と共に、忘れ得ぬ想い出となることだろう。

古きを知ることで新しきを生み出すのが手島流フレンチの真髄

手島氏は若い頃にパリで食べた「ジビエのトゥルト」の感動を忘れていない。だから、今もこの料理を大事に作り続けている。だが、同じ作り方はしない。自分のスタイルを投影することで、今の時代に合った料理に変えるのが手島流フレンチの真髄だ。海の幸、熊野牛、ジビエ等、和歌山の自然豊かな食材を使い、未来を見据えながら、クラシックなフランス料理を供する。古典から生まれる新しいフレンチをぜひ体験してみてほしい。