おまかせコース
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岩澤資之氏(イワサワモトユキ)─品位と粋が光る端正な握り
1975年、神奈川県出身。大学卒業後、システムエンジニアとして勤務していたが、学生時代にアルバイトをしていたすし屋での楽しさが忘れられず、板前への転身を決意。約1年半ほどのサラリーマン生活にピリオドを打ち、すし屋の世界へ入る。赤坂見附の「すし匠齋藤」などで15年間修業を積み、2016年に「不動前すし岩澤」を開店。大学時代に中国への留学経験もあることから、英語と中国語でのグローバルな対応も可能だ。
3種の酢飯は、それぞれの魚に寄り添うよう巧みに使い分ける
赤坂見附の「すし匠齋藤」にて二番手を務めていた岩澤氏が、そのスタイルを継承し、握りとつまみを交互に展開するおまかせコースを提供する。魚の特徴に合わせて3種類の酢飯を巧みに使い分け、確かな技術で握られた一貫と、丁寧な仕事が施された逸品が愉しめる。魚は熟練の目利きで厳選して仕入れたその日一番上質なものを使い、全ての酢飯は2種類以上の酢をブレンドして作り上げるなど、細部までこだわりを感じることが出来る。
白木で設えられた8席のみのカウンターで、穏やかな時間を愉しむ
丁寧に磨き上げられた白木のカウンターに迎えられる店内。内装は「すし匠齋藤」時代からのお客様が手掛け、部分的に和紙でできた壁紙や、柔らかな曲線を生かした優美なデザインなどにも岩澤氏の美意識が感じられる。「会話や雰囲気も愉しんで欲しい」という岩澤氏の想いに満ちた空間は、肩肘張らずに寛げる居心地の良さも魅力だ。気さくで物腰柔らかい岩澤氏との会話を楽しみながら、端正な握りとつまみをじっくりと堪能したい。
月・火・木・金・土
日
水
カード可(VISA、Master、AMEX、Diners、JCB)
電子マネー不可
QRコード決済不可
無