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福島隆幸氏-食材のいのちに想いを寄せたフレンチ
1975年、栃木県生まれ。高校時代にアルバイト先で教わった料理を家族に振る舞ったところ、とても感動されたことがきっかけで、料理人を志す。その後フランス料理の奥深さに魅了され、複数のフレンチレストランで修行。一時期はフランスにも渡り、料理人としての知見を広げる。2016年12月に「Fukushima」を開店。オープンキッチンの炭場を中心に繰り広げられるフレンチは、数多の美食家を惹きつけてやまない。
滋賀サカエヤ近江牛の生肉
「Fukushima」が提供する料理の多くは、カウンター内の中央に据えられた炭場から生まれる。厚さ3cm以上の特注鉄板や熱した玉砂利を使用し、丁寧に火入れされた料理の数々は、素材の美味しさが際立つ逸品ばかりだ。肉や野菜はどれも信頼できる生産者から仕入れたもの。中でも、赤身本来の旨味が口いっぱいに広がる「近江牛の生肉タルタル」は人気のスペシャリテ。訪れるたびに味わいたい一皿だ。
大人の上質空間
「Fukushima」にとっての「炭場」とは、炭火焼き料理のためのみならず、鉄板焼きやオーブンの役割も果たす、まさにこの店の心臓となる場所だ。そこを取り囲むように組まれたコの字型のカウンター。どの席からも調理風景を間近に眺めることができ、気軽にシェフとの会話を愉しめる距離感も心地良い。同時に伝わってくる福島氏の食材と生産者に対する真摯な想いが、ここでの美食体験を一層忘れ難いものにしてくれるだろう。
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カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
電子マネー不可
QRコード決済可(PayPay、d払い、au PAY)
無