ラシェット・ブランシュ（L’Assiette Blanche） 公式

川井真介氏(カワイシンスケ)―磨かれた繊細な味わいを表現する

スイスやフランスのレストランで修行を重ね、帰国後には三田の「コート・ドール」へ。7年半勤務し、スーシェフを努める。2000年10月に独立し、「ラシェット・ブランシュ」をオープン。扱う食材は旬のものを中心に絞り込み、世界中から厳選して取り寄せる。それらの持つ魅力を、調和のとれた繊細でストレートな料理で最大限に引き出し、ゲストの元へと届ける正統派フレンチだ。

ほどよい緊張感の漂う、クラシックなフレンチ・レストラン

穏やかな四の橋・白金商店街の中ほどにあるクラシックなフレンチ・レストラン。ラシェット・ブランシュ＝「白い皿」の上で表現されるのは、まるで、芸術作品のような洗練された料理だ。親しみやすい広さの店内は温かみのあるオフホワイトとウォールナットで統一され、ほどよい緊張感も漂う。おしゃれでありながら、落ち着いて食事の時間を過ごすことのできる空間だ。

世界から厳選した食材の魅力が、ストレートに生きる料理

ラシェット・ブランシュの料理は素材へのこだわりから始まる。ムール貝はモンサンミッシェルから仕入れるなど、各地から選りすぐりの食材を使用。これらの味を生かした組み立て方により仕上げるのが川井流だ。付け合せも、メインをより引き立てるよう徹底している。根強いファンの多い「手長海老とアスパラガスのリゾット」は、エビの殻を煮詰めて旨みを凝縮したソースで香ばしく奥深い味わいに。程よい米の食感が心地よい。