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牧村彰夫氏(まきむらあきお)―人々に親しまれ四半世紀以上
幼少時に見たテレビドラマに影響され、料理人を志す。服部栄養専門学校卒業後、赤坂の料亭「長谷川」で8年間修行を積む。27歳で「まき村」の前身「たこ入道」を大森にオープン。3年半を経て、1989年大森に「まき村」をオープンさせる。2010年、現在の大森海岸へ移転。「ミシュランガイド東京2015」より三つ星を守る。目指しているものは、一日一組限定の料理店。
オーセンティックな日本料理の、滋味深い味わい
お客様を驚かせたい、喜ばせたいという牧村氏の思いは、料理の派手さではなく純朴な奥深さに表現される。もてなしの心や彩り、さらに何よりも「味」そのものにこだわりぬき、妥協せず形式にとらわれない方法で調理。土鍋で炊きたての魚沼産コシヒカリと、その時季旬の産地から仕入れた鯛を味わう看板料理「鯛茶漬け」は、北海道産昆布から丁寧にとった出汁が絶品。白飯、ごまだれ、出汁により味を変えながら愉しむことができる。
心安らぐ、シンプルな空間の温かさ
檜のカウンター6席と、テーブル個室が1室というシンプルながら空間を広く贅沢に使用した構成の店内。白漆喰の落ち着いた白さに、ほっと安らぎを感じる。まるで実家か、旧友の家を訪れたかのような、懐かしくも凛とした雰囲気に、「このままお風呂に入って寝たい」と漏らすゲストもしばしば。心地よい空間と、温かな牧村夫妻の人柄に思わず時間を忘れてしまいそうだ。
月・火・水・木・金・土
日
カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
電子マネー不可
QRコード決済不可
有(4人可、6人可、8人可)