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小川晴行(オガワハルユキ)-「京味」の流れを汲む和の料理人
1985年、東京都生まれ。高校では調理科を専攻し、辻調理師専門学校を卒業後に日本料理の世界へ。今はなき「京味」にて4年間の研鑽を積み、西健一郎氏のもとで料理の基礎を築く。その後、「八重洲富士屋ホテル」で3年、「銀座日本料理朱雀」では2番手として3年間を過ごした。さらに「くろぎ」での3年半を経て、2019年に「御成門はる」をオープン。「ミシュランガイド東京2022」にて一つ星を獲得した。
おいしさのピークを逃さずに味わいたい、小川劇場
小川氏が大切にする「料理のおいしさのピーク」だが、締めに供されるご飯もその真骨頂を如実に物語る。米を蒸らす時間を待つことなく、米が立った瞬間を逃さずに塩握りにしたり、シンプルにおかずを添えて差し出し、米のおいしい瞬間を切り取る。あるいは椀物も引き立ての出汁にひとつの椀種を加えるだけで、決して椀盛りにはしない。そこには「綺麗に盛り付ける間に、真においしい瞬間を逃してしまう」という小川氏の信念が宿る。
食べ手と作り手に程よい距離感を生む、檜の一枚板のカウンター
店内は2021年9月にリニューアルされ、カウンターを一新。幅5メートルほどの一枚板の檜のカウンターが「御成門はる」の新たな顔となった。料理人の手元を包み隠すことなく、フラットになったカウンターは、作り手と食べ手に程よい緊張感をもたらし、お互いの距離感が縮まるという新たな魅力を生み出している。隣には個室も設けられており、板場が見えるように設えた小窓が、カウンターのような臨場感を生み出している。
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