すき焼き(霜降り)コース
すき焼き(ロース)コース
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石橋伸介氏(イシバシシンスケ)─明治からの伝統を受継ぐ5代目
1968年、東京都出身。1879(明治12)年創業のすき焼き店「いし橋」の5代目店主。幼い頃から着物姿で座敷に出る祖母の姿に憧れを抱き、長男として店を継ぎたいという夢を持つ。大学卒業後は旅行会社へ就職。バブル期が終わり、廃業の危機に瀕していたいし橋の歴史を絶やしたくないという思いから、25歳で会社を辞め父親から店を引き継ぐ。主に精肉店の業務を担当しながら、時に座敷にも立ち老舗の伝統を守る。
古きよき日本家屋の趣を残す和室で味わう至高のすき焼き
明治5年創業の老舗「石橋牛肉店」に併設される形で明治12年より営業を始めた「いし橋」。創業当時の店舗は空襲で消失、鉄鍋も戦時中に鉄の供出のため失うなどの困難を乗り越え、昭和25年に再建。現在も都会の街並みに昔ながらの情緒を残す。店内の個室は全て異なる趣を持ち、夏は部屋の隅に氷柱が置かれ目にも涼やかな風情を楽しむことができる。老舗ならではの凛とした空間で時間を忘れ、至高のすき焼きを堪能したい。
100年を超える伝統の味と肉屋が誇る上質な和牛
女将や仲居の熟練の技で焼き上げられるすき焼きで、至福のひと時を味わえる。この和牛の味を求めて遠方から訪れるゲストもしばしば。昭和25年より使い続ける鉄鍋に牛脂を引き、秘伝の割り下で肉を焼くように調理。少し熱を加えただけでとろけてしまうほど繊細な霜降りの肉は、まずはそのまま卵にくぐらせて頂く。そして肉と野菜を堪能した締めに追加ができるおじやは、染み出た旨みとおこげの香ばしさ、ふわふわの卵が絶品だ。
月・火・水・木・金
L.O. 20:00
土・日・祝日
カード不可
有(8人可)