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藤本竜美氏(フジモトタツミ)―30余年、名門の味を守り続ける
初代・辻留次郎氏が裏千家の家元に手ほどきを受け、1902年に京都で創業した『懐石辻留』。その後現在に至るまで、懐石料理の名門としての威厳と風格、そして美しさを守り続けている。北大路魯山人のもとで修行した3代目店主・辻義一氏から赤坂の暖簾を託されたのは、料理長の藤本竜美氏。30年という長い年月をかけて追求し続けた名門の味を、さらなる高みへと導いていく。
料理の余韻までも味わうことができる、静謐な空間
東京・赤坂のオフィス街にひっそりと佇む『懐石辻留』。ビルの左端にある入口から地下に降りると、趣のある玄関が客人を出迎える。履物を脱いで上がった先には4つの個室が設えられ、懐石料理をいただくに相応しい静謐な雰囲気が漂う。壁に飾られた前田青邨、熊谷守一らの日本画や千宗室の掛け軸は空間に躍動感を与え、目の前の一品と客人の間に、心地よい調和をもたらしてくれるかのようだ。
3代目・辻義一氏の技をそのままに。"調和"を大切にした茶懐石
茶懐石とは本来、茶を愉しむ際に供される亭主の心づくしの料理。客人が心地よく過ごせるよう、器の色や形から味付け、料理を出す流れに至るまで重視されるのは"調和"だ。北大路魯山人のもとで修行した3代目の技を体現すべく、『辻留』の料理長・藤本氏も最大限に調和に心を配りながら、四季折々の食材を感性豊かに器の上にのせていく。創業以来その名を輝かせ続けている名門の懐石を、ここ東京・赤坂の地で。
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