SUGALABO 公式

須賀洋介氏（スガヨウスケ）―独創的なスタイルで魅せる

1976年、愛知県出身。実家が飲食店を営み、幼少期から料理の世界が身近な存在に。21歳の時、巨匠ジョエル・ロブションと出会い、以後16年もの間、彼の元で研鑽を積んだ。東京、ラスベガスをはじめとした各国で新店舗の立ち上げから総料理長を務める。2014年「SUGALABOInc.」を設立し、翌年「SUGALABO」で独立を果たす。企業とのコラボレーションや食材探しなど、幅広い活動を行っている。

世界と繋がる、次世代フレンチガストロノミー

謎めいた雰囲気を感じさせる扉の先に広がっているのは、全身で料理を楽しめるような仕掛けが施されたオープンキッチン。いるだけでワクワクする空間で供されるのは美食だけではない。ここはレストランでもあり、シェフ自らが厳選した食材や食器などをプレゼンテーションする場でもある。日本ならではの食材や食文化を国内、海外に発信していく、そのきっかけを創造するのが「SUGALABO」の使命だ。

五感が歓ぶ、ゲストの知的好奇心をくすぐる一皿

須賀シェフが培ってきたフレンチの技法で選りすぐりの食材を昇華し、和のテイストを加えた唯一無二の料理はまるで絵画のような美しさ。独創的かつ芸術的な一皿は、視覚からも感性を刺激する。季節感や日本独特の食文化を感じられる重層的な味わいは、一度食べたら忘れられないものになるだろう。料理の新たな可能性を感じられるラボラトリー、美食家ならずとも一度は訪れたい。