西麻布 万葉 公式

田本圭太氏(タモトケイタ)─和食界に新風を吹き込む料理人

1996年、福岡県北九州市生まれ。京都と東京の三つ星レストランで修業を重ね、国内外の富裕層を対象にプライベートシェフとしても活躍。洗練された技術と確かな感性で、日本料理に新たな息吹をもたらしている。また、ワインや日本酒の知識にも深く通じ、四季折々の食材を生かしつつ、現代的な感覚を取り入れた料理は、多くの食通を魅了している。

静謐にして力強い、懐かしさ漂う珠玉の日本料理

西麻布の片隅に佇む「万葉」の料理は、伝統を礎としながらも現代的な感性を宿す。炭火で香ばしく焼き上げる旬魚、繊細に重ねられた出汁の余韻、そしてどこか懐かしさを誘う土鍋ご飯。どの一皿も素材の声を引き出し、軽やかさから重厚さへと流れる構成が卓越している。華美な装飾に頼らず、凛とした美味を追求するその姿勢はまさに本物。懐かしさと新しさが調和した流麗な料理が、訪れる人の心に深い余韻を刻む。

静謐に潜む艶、和の気配に酔いしれる空間

西麻布の路地裏にひっそり佇む「万葉」。一歩足を踏み入れれば、柔らかな灯りに照らされた艶やかな和の景色が広がります。吉野檜から削り出した無垢の一枚板カウンターは、凛とした気配に温もりを宿し、料理人の所作を五感で愉しめる特等席。白木の光沢と漆喰壁の陰影が織りなす空気は懐かしくも艶めかしい。そして「万葉」の真髄は完全個室。大切な語らいや密やかな会食にふさわしい贅沢なひとときをお約束します。