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高橋進吾氏(タカハシシンゴ)─ゲストが"楽しめる"鮨を追求
1978年生まれ、茨城県出身。高校中退後、鮨職人だった叔父のすすめで鮨の道に。鮨界の巨匠・中澤氏率いる四谷の名店『すし匠』で18年間にわたり研鑽を積む。29歳からの3年間は鮨から離れ、五島列島で漁師、宮城の酒蔵にて日本酒づくりなどを経験。2013年5月、満を持して南青山に『匠進吾』を開業。すし匠のスタイルを守りながらも、その温かい人柄と確かな腕前でファンを増やし続けている。
珠玉の握りとつまみが交互に供される、おまかせコース
おまかせはゲストに合わせて鮨とつまみが絶妙な間合いで供される、『すし匠』のスタイルを踏襲。コシヒカリとササニシキをブレンドしたシャリは、ネタによって赤酢と米酢を使い分ける。五島列島で漁師の経験がある大将が確かな目利きで仕入れたネタの旨みを、熟成やおぼろじめによって最大限に引き出した握りは、食べ手の記憶に残る味わいだ。日本酒はキレのある純米酒を中心に常時15種類ほどを揃える。
心がほどける、シンプルで居心地のよい空間
青山一丁目の駅からほど近く。巨匠・中澤氏の系譜を継ぐ江戸前鮨の名店でありながら、鮨やつまみを楽しみながら味わえるアットホームな雰囲気が漂う。ゲストに圧迫感を与えないように、店内の飾り付けは唐津焼の陶器と生け花のみ。カウンター8席のみの小さなお店だが、それぞれの空間が広めに設えられているため、リラックスして過ごすことができる。大将・高橋氏のホスピタリティ溢れる心遣いも、魅力のひとつだ。
月・木・金・土・日
火・水
カード可(JCB、AMEX、VISA、Diners)
電子マネー不可
QRコード決済不可
無