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前岩和則氏(マエイワカズノリ)―美食への感性を磨き続ける
1991年、和歌山県生まれ。辻調理師専門学校を卒業後、「すし匠」の中澤圭二氏に薫陶を受け、グループ店へ入社。約7年の修業の末、西麻布「すし匠まさ」では二番手まで務める。独立後、2019年11月に「すし良月」をオープンし、瞬く間に予約困難とされる人気店に。幼少期から小遣いで雲丹を買って食べるなど、食への好奇心が強かったという前岩氏。現在も食べ歩きが趣味で、休日には全国各地の美食を訪ね歩いている。
故郷の伝統文化を生かした、独自の赤シャリを探求
前岩氏が独自のシャリを研究する中で出合ったのが、和歌山の蔵元「九重雑賀」の吟醸赤酢。原料となる米や酒造りから行う自家醸造の酒粕を熟成させ、木桶で醸された赤酢はコク深く、やわらかな酸が特徴。これに伝統製法で仕込む濃口醬油、土佐の海塩を隠し味に加え、寿司酢の旨みを引き立てる。さらに、米はたっぷりと浸水させ、炊き上がりの米の旨みや甘みを引き出すことで、こだわりの寿司酢との黄金バランスを図っている。
寿司を120%愉しませる、“温度”というギミック
前半がつまみ、後半は握りを供するおまかせのコースの中で、冷たいネタの合間に温かい寿司でメリハリを持たせようと生み出したのが蒸し寿司。ノドグロやカニ、鮑や白子など季節の食材を生かし、蒸篭で熱々に蒸し上げた寿司は口福を与えてくれる。また、寿司店では珍しいヒートランプを完備。温かい料理の盛り付けや、トロや金目鯛などのネタを人肌に温めるといった、緻密な温度コントロールにも余念がない。
火・水・木・金・土
月・日
カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
電子マネー不可
QRコード決済不可
無