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金子拓也氏(カネコタクヤ)ー幼稚園の頃からの焼鳥ラバー
1975年、東京都出身。初めて焼鳥に出会った幼稚園児の頃から40年余り、焼鳥を愛し続けてきた。好きが昂じて29歳の時に転身。西荻「戎」と大塚「蒼天」で、それぞれ4年半ずつ修業を積み2013年、37歳で晴れて独立。渋谷に「とり茶太郎」をオープンした。当初はテーブル席もあり、アラカルトとコース2本立てのスタイルだったが、2回の改装を経て現在はカウンターのみ。コース1本にシフトしている。
同じ部位でも微妙に異なる食感を一串で表現。食べ比べも魅力
長ネギを挟んで、上が比内地鶏の上もも肉、下が同じ比内地鶏の下もも肉。もも肉の中でも、よりジューシーで柔らかい上もも肉に対し、下もも肉は歯応えがあり旨味も濃い。同じもも肉でも、部位により微妙に異なる食感を楽しませてくれるのも粋な計らい。味付けは塩。パリッと焼きあげた皮も香ばしい一串にかぶりつけば、口中に滴り落ちるアツアツの肉汁も醍醐味。その肉汁が染みた長ねぎが、また旨い。
焼鳥店なればこその贅沢なスープに、しじみが名脇役
〆の食事は、そぼろご飯、卵かけご飯、ラーメンの3種類を用意。中でもおすすめは、澄んだスープに細麺がバランスよく絡むラーメン。金子氏によれば「スープにはホロホロ鳥をメインに約40羽分を使っている」そうで、12〜14ℓが10ℓぐらいになるまで5時間余り煮込んでいるとか。そこにしじみを加え、より深みのある味わいに。出汁をとった後のしじみはご飯と炊き、ラーメンに添えている。
水・木・金・土・日
L.O. 22:50
月・火
カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
電子マネー不可
QRコード決済不可
無