レストラン ラ フィネス（Restaurant La FinS） 公式

杉本敬三氏（スギモトケイゾウ）──自らを独学者と呼ぶ天才肌

1979年、京都府生まれ。8歳で日本料理の基礎を学ぶ。辻調理師専門学校・フランス料理カレッジを卒業。19歳で渡仏し、アルザスなどのレストランに勤務。12年の滞在を経て帰国し、2012年にオーナーシェフとして｢レストランラフィネス｣を開店。2013年開催の、新時代の若き才能を発掘する日本最大級コンペティション｢REDU-35｣の初代優勝者。2015年度｢料理マスターズ｣でブロンズ賞を受賞。

フランスの田園風景を感じながら、独創的な世界に触れる

独学で調理技術を身につけただけでなく、フランス料理の文化から歴史的な背景まで貪欲に吸収した杉本氏。師匠もレシピも持たず、自身が本当においしいと思った食材で、最高の状態に仕上げ、ゲストへの説明も杉本氏が行う。フランス産の食材を使った一皿を必ず1種類は取り入れて構成するコース料理は、｢フランスの文化を料理を通じて感じて欲しい｣との想いから。杉本氏の愛情が込められた一皿を心ゆくまでご堪能いただきたい。

曲線と直線が美しく調和したエレガントな空間で贅沢なひと時を

｢直線と曲線のマリアージュ｣をコンセプトにした内装は、ヨーロッパ調の優美な雰囲気が漂いながらも、着物の反物をタペストリー風に敷いたり、カマチ陶舗の器を飾ったりと、日本の文化や職人技が随所に光る。美しいシャンデリアが飾られた上品な設えの個室は、記念日などの特別な日に。ゲストの心地よい話し声で満たされるメインダイニングでは、その日限りの珠玉の一皿と真摯に向き合う至福のひと時をお過ごしいただけるだろう。