ラ カンロ（La Kanro） 公式

仲嶺淳一氏（ナカミネジュンイチ）ー型にはまらぬフレンチシェフ

1975年、大阪府生まれ。大阪にある会員制レストランでクラシックなフランスを学び、フランスへ渡る。ミシュランで星を獲得している「アストランス」や「ジャン・ジョルジュ」などで研鑽を積み、帰国。2013年、東天満に「LaKanro」をオープンさせる。フレンチの技法をベースとしながら、独自の感性でジャンルにおさまらない料理を生み出す。

常に刷新を続けるコースメニュー

全10皿程度で構成されるコースメニューは、毎月すべての料理が新たに刷新される。時季によって一番おいしいと感じる食材を使い、客の想像を超えるような料理を常に目指しているという。8月のスペシャリテ「とうもろこしとフォワグラのショーフロワ」は、甘い風味が最高潮となったとうもろこしでつくるムースの中に、フォワグラとトリュフが忍ばせてある。

料理一皿ごとに供されるティーペアリング

「LaKanro」でコース料理と共に供されるのは、ワインかお茶のペアリング。10皿のコース料理一皿ずつに、専門のソムリエがセレクトしたドリンクを合わせてくれる。お茶は料理の繊細な香りと合わせるために、中国茶や台湾茶を中心とした高級茶葉を、日替わりで数種類用意。茶葉の香りや旨みを丁寧に引き出すために、半日かけて水出しをしている。