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沼田和也氏(ヌマタカズヤ)――海をも越える若き天ぷら職人
1985年生まれ、熊本県出身。辻調理師専門学校を卒業後、北新地の日本料理店「北瑞苑」で7年間にわたって修業を積む。「もっと気軽に天ぷらを楽しめる店を関西に」との思いから独学で天ぷらを学び、2011年に「和」(閉店)、2014年にカジュアル志向の「天星」と高級店「ぬま田」をオープン。さらに、2024年1月に分店「ぬまた双」を西天満に、6月には初の海外店舗となる「ぬまた双」上海店をオープンした。
異なる味わいや食感を交互に。変化に富んだ天ぷらのフルコース
コースの主軸となる天ぷらは季節の野菜や魚介が13品。驚くほど軽い食感の車海老の頭をはじめ、色鮮やかなそら豆、3日間寝かせたキスなど、魚介と野菜が交互に供される。これは食感、味わい、香りに至るまで、最後まで飽きさせないテンポのよさを生み出すため。油のキレがよく、胃がもたれないのもうれしい。箸休めは優しい味わいの出汁でいただく長芋素麺、ご飯ものは天茶・天丼・天ばら・天むす・卵かけご飯の5種類を用意。
BGMは静かに響く油の音。贅沢な時間が流れる和のカウンター
白木のカウンター、杉の組子、聚楽壁など「和」を意識した内装で、落ち着いたひとときを演出。看板のように掲げた吉野の赤杉は、深い年輪を刻んだその姿でひと際存在感を放っている。聞けば、沼田氏の手掛けるすべての店舗にあるアイコン的な存在だとか。手前には陶芸家・辻村唯が手掛けた大きな花器が配置され、ダイナミックに生けた季節の草花が凛とした空間によく映える。さらに、軽やかに跳ねる油の音が至福のBGMに。
カード可(AMEX、JCB)
電子マネー不可
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無