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廣門泰三(ヒロカドタイゾウ)―大分・九州食材にこだわる
大分県別府で生まれ育つ。ミシュラン2・3つ星の日本料理店や「達磨雪花山房」(蕎麦)などの名店で多様な研鑽を積み、2021年6月に故郷別府にて「日本料理別府廣門」を開店。九州・大分の生産者が丹精込めて育てた野菜や、大分県佐伯の漁港まで自ら買い付けに赴く魚介など選り抜きの食材を常に追い求める。
顔の見える生産者がつくる食材の滋味
「信頼できる生産者の方がつくった野菜や肉、獲った魚介の味を最大限に引き出したい」と語る店主・廣門氏のこだわりから、料理のすべての食材は大分・九州産。1本1本丁寧に骨を抜いて供するスペシャリテ「ほね抜き鱧」や脇に添えられた青菜のお浸しの爽快な味わいにも驚かされる。コース終盤には蕎麦の神様と称えられる名人、高橋邦弘氏に師事した店主の手打ち蕎麦も登場する。
8席のカウンター/大分の文化を体現した石庭を望む
華美な装飾のない、シンプルで居心地良い一棟。ケヤキの一枚板のカウンターはわずか8席。低めのひじ掛け椅子にゆったりと腰かけると、眼前の大きなガラス窓から手入れの行き届いた石庭が望める。店主・廣門氏が18歳のころから収集してきたという数百点に及ぶ器のコレクションも見事。
カード可
電子マネー可
QRコード決済可
無