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吉田善兵衛氏(ヨシダゼンベイ)−”理を料る”を追求する人
1977年生まれ、宮崎県出身。日向灘に面した北浦町の漁師の家に生まれる。漁師の経験を経たのち、「きたうら善漁。」を開業。幼少期から食べてきた吉田家の漁師料理をコースに仕立てる。座右の銘は「料理とは理を料ること」。エンターテインメントにならないように創作をせず、ありのままを大切にする。
郷土である延岡市北浦町の”ありのままの食”を提供する
「特別なものを準備するのではなく、その辺にあるもので料理するのが本来の料理の姿」。自店を開業となったとき、延岡で郷土の料理を提供するのは必然だったと話す吉田氏。たとえば北浦港の今朝獲れのイカに、アジの丸干し、高菜の漬物、無塩汁(ぶえんじる。あら汁のこと)など。ここでは特別でもなんでもない、北浦町の日常の料理が提供される。ありのままの食にどっぷり浸り、その向こうに見える景色まで味わいたい。
静寂に包まれたカウンターで、ただ料理と向き合う
「きたうら善漁。」にはカウンター席、テーブル席や個室がある。席によって提供される料理は異なるが、吉田氏の思いが最も感じられるのがカウンター。「お客さんには献立にある物語を考察して欲しいと願っています」。その『何か』に気付いて欲しくて、料理をしていると話す吉田氏。客の想像の邪魔にならないように料理や食材、酒の説明は行わず、黙食を推奨する。じっくりとただ料理に向き合う時間が、ここにはあるのだ。
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有