ベル･エポック（Belle Epoque） 公式

佐々木綱美氏（ササキツナヨシ）−フレンチの真髄を知る人

1959年生まれ、鹿児島県出身。大学に進むもフランス料理を志して中退、大阪「辻調理師専門学校」へ入学する。卒業後は宮崎・シーガイアにあったホテル「サンホテルフェニックス」のレストラン「ル・シェル」でキャリアをスタート。その後、同じシーガイア内にあったホテル「45」最上階のレストラン「グランブルー」でシェフとして経験を積む。1999年、「ベル・エポック」の開業とともに入社。現在は総料理長を務める。

宮崎の春夏秋冬の旬味をフレンチの皿に昇華させる

日向灘という良き漁場に恵まれた宮崎県。豊かな幸を味わうなら冬だ。「ベル・エポック」のコースでも、日替わりで海の恵みが登場。佐々木シェフが確かな技術をもって、スズキはカルパッチョに、伊勢海老はフリカッセにするなどして提供する。一方で滋味深き宮﨑牛や地場の野菜もメニューを彩るため、春夏秋冬、いつ来てもおいしい喜びが。フランス産シャラン鴨とフォアグラのロティなど、クラシックな皿の味わいも見事だ。

外の世界とは一線を画す、グランメゾンの空間設計

1980年代、バブルの宮崎では「サンホテルフェニックス」のレストラン「ル・シェル」を筆頭に、フランス料理の名店が鎬を削った。その影響もあって今もフレンチに精通した人が多く、それらの客から絶大な信頼を得るのが「ベル・エポック」。一歩足を踏み入れると感じられる、グランメゾン然とした雰囲気が好評だ。個室も完備で、またコースも予約時に好みをいえば料理をアレンジしてもらえるなど、お客第一のサービスも魅力。