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中東久雄氏(ナカヒガシヒサオ)──食材の命を喰む喜びを届ける
1952年、京都府生まれ。摘草料理で知られる花背の料理旅館「美山荘」に生まれ育つ。高校卒業後、摘草料理を考案した先代当主・中東吉次氏のもとで料理を担当。「美山荘」料理長を経て、1997年に「草喰なかひがし」を開店。当初は美山で日常的に使用していた山菜を主としていたが、1993年の米不足騒動の折、彦根「一志郎窯」の炊飯用土鍋に出会い、白飯をメインディッシュとする“なかひがしスタイル”を確立。
中東氏自らが、毎朝欠かさずに野山を駆け巡り収穫する山菜や木花
中東氏は毎朝、その日に使う食材を求め、自然豊かな京の山里・大原へと出かける。顔なじみの農家の畑や野山で、山菜や野菜を収穫。毎日欠かさずに通っているため、どの季節にどんな草がどこに生えるかを熟知している。大原では食材を集めるだけでなく、うつろう季節の情景を心に刻み、自然の“気”を肌で直接感じ取ることも大切にしている。そんな中東氏が腕を揮う料理からは、野草が持つ「生命力」を感じることができるはずだ。
命ある自然の恵みに感謝の気持ちを込めて、明日の命を繋ぐ一皿を
日本料理を「いただく」というのは、命ある自然の恵みに感謝の気持ちを込めるということだ。自ら野山に入り、採集したばかりの山菜や野草を使い、自然の“命”をそのまま一皿に託す。美しい自然の風景を鮮やかに映した八寸や、野趣溢れる焼き物など、季節のうつろいを感じられる料理の数々。自然の息吹がほとばしる一皿が、命をいただくことの有り難さも教えてくれる。
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