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中尾雄三氏(ナカオユウゾウ)―仕事の隅々に迸る、料理への情熱
1983年、長崎生まれ。京都で、茶道の大家の茶懐石を手がけることでも知られる名門「炭屋旅館」にて修業。その後、100品近い単品料理をそろえる割烹「祇園おかだ」で6年間研鑽。2016年、現在の場所で独立。カウンターでの快活な語り口からにじむ、料理への真摯でひたむきな情熱も、リピーターを大きく魅了する。現代作家から明治~大正期の骨董まで、器選びでも新しい世代感覚を静かに輝かせる。
古典と、現代和食。ともに冴える京料理、二刀流の切れあじ
写真の、見事な八幡浜産白甘鯛の旨み弾ける「かぶら蒸し」ほか、正統・古典的な京料理あり。焼き生麩に上品なブルーチーズを合わせた酒肴や、すっぽん出汁が響く締めの”丸唐麺”など、主人の闊達な作家性輝く現代和食あり。料理は「伝統と意外性。双方を大切に、我々のテイストを加えて」と主人。その賜物である”令和の京料理”の感動と、“京都でここだけ”の逸品の数々。日々、美しい白木のカウンターを彩っている。
和の風趣の中に、“自然を感じる”ミレーの絵の素朴さを意識
店名は画家、ミレーの名から。「《落穂拾い》などの作品から伝わるような“素朴な自然”を感じさせる空間にしたかった」と主人。築100年の歴史ある元・料亭の風情を残しつつ、清新な檜のカウンターや木の質感が瀟洒な引き戸など、洗練されたフロアにはつい時間を忘れる居心地の良さがある。セラーには「風の森」などの日本酒のほか、話題の東欧産ナチュラル・ワインなども収蔵。主人の美意識の鋭さを物語る。
月・火
L.O. 21:30
木・金・土・日
L.O. 21:30
水
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
カード可(JCB、AMEX、Diners、VISA、Master)
電子マネー不可
QRコード決済不可
無
半個室