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器は魯山人や永樂など「本物」を揃える
修業時代から時間があれば骨董店に足を運び、器と対峙してきたという飯田氏。氏が何よりも大切にしているのは"料理と器の調和"だ。魯山人や永樂などの名品を、時代の流れを汲みながら茶懐石を意識した繊細な料理に合わせて演出する。ときには大正ガラスや現代作家の器を交えることによって、コースに緩急を生み出す。美術品として眺めるのではなく、食を通して日本文化の奥深さに触れることのできる貴重な体験を味わいたい。
上質なくつろぎを感じる、計算し尽くされた静謐な空間
飯田氏が惚れ込んだという数奇屋造りの一軒家は、昭和初期に建てられた元茶道具屋。カウンターと厨房以外は殆ど手を施さず、当時に近い形で客人を迎える。広々とした玄関を上がると、カウンター席と美しく整えられた坪庭、廊下を伝うとその奥には四畳半の座敷がある。光や音、そして風の通り道までもが綿密に計算され、まるで大正時代からの老舗のような雰囲気をたたえている。その凛とした空気に、こころが満たされる空間だ。
カード不可
有(4人可)