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緒方俊郎氏(オガタトシロウ)―四季の移ろいを愛する表現者
京都を代表する老舗旅館『柊家』を経て、『室町和久傳』、そして『京都和久傳』で料理長を13年間務め上げた緒方俊郎氏。2008年、室町通に近い膏薬辻子(こうやくのずし)に自身の店を構えた。歴史を感じる佇まいを舞台に氏が紡ぐのは、大胆かつ繊細な料理の数々。日本料理のスタンダードを日々更新し続けている、ミシュラン二つ星獲得(2010年より11年連続)の名店。
随所に意匠を凝らしたモダンな空間
古都・京都。四条通から一歩足を踏み入れた「膏薬図子(こうやくのずし)」と呼ばれる小路に佇む、一軒の日本料理店。京町家の引き戸を開けると、天井には縦に割った竹の狭間からほのかな灯りがこぼれ、幾何学模様の美しい陰影を描き出す。さらに奥へ進めば、清々しい木のカウンターと坪庭の見える個室で構成された、くつろぎの空間が広がる。
カード可(AMEX、JCB、Diners)
有(4人可、6人可、8人可)