コース
閉じる
山口尚亨氏(ヤマグチタカヨシ)―高みを目指し続ける孤高の職人
1972年生まれ、石川県山中温泉出身。漆器職人の家に生まれる。銀座の老舗『ほかけ』で9年間の修業を積み、都内の鮨店を渡り歩いた後、石川県・野々市市に『すし処めくみ』を開業。決して立地がいいとは言えない場所だが、今では山口氏の鮨に対するただならぬ情熱を求めて全国から鮨通が訪れる。「ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版」では二つ星を獲得。第3回料理マスターズブロンズ賞にも輝く実力派だ。
本物の素材のみで設えられた、シンプルながらも凛とした空間
石川県・野々市市。駅からタクシーに乗ること約10分。こんな場所にと思わず疑ってしまうほどの住宅街に『すし処めくみ』はある。店は数年前に改装し、カウンターは柾目の檜の一枚板。壁は珪藻土に能登の土を混ぜ合わせ、道具や器に至るまでそこには一切の妥協なし。本物の素材だけで設えられた、シンプルながらも凛とした空間が広がる。山口尚亨氏が軽快に語る底知れぬ魚の知識も、全国からファンが訪れる所以だろう。
地の利を生かし、独自に進化させた「能登前の鮨」
常に最上のネタを求め、毎朝能登・七尾港までの約100kmを車で往復。シャリは米本来の旨みを引き出すため、「ササニシキ」と「ササシグレ」をブレンド。古い江戸前ではお湯から炊く湯炊きが基本だが、ここではそのデメリットを改良した独自の炊き方を採用し、煮切り醤油はネタに応じて2種類を使い分ける。魚のたんぱく質や、米のデンプンなどの理論を徹底的に研究した緻密な仕事で見事、能登前の鮨を実現した。
火・水・木・金・土
日
月
カード可(JCB、AMEX、Diners、VISA、Master)
電子マネー不可
QRコード決済不可
無