おまかせコース
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名刺代わりの一皿で、コース全体の方向性を示す
コースは季節ごとに変わるが「最初の二皿目までは常に共通のテーマがある」と赤井シェフ。まず一皿目には温かく、シンプルで素材の良さが際立つものを。写真は近隣の農家から仕入れる落花生のお粥。湧き水で3時間じっくり茹で、その出汁で米を炊き塩とオリーブオイルのみで仕上げた風味豊かな一品。そして身体が温まったところに、二皿目で酸味のある料理を振る舞い食欲を促すという、食べ手の生理を慮った絶妙なコース構成だ。
築80年の古民家をリノベーションした、情趣あふれる佇まい
世界遺産、宮島への玄関口である広島県廿日市市の宮島口。その中心地からやや離れた、閑静な丘の上に赤井シェフ念願の故郷・広島で初となる自身の店「AKAI」をオープン。築80年の趣ある外観はほぼそのままに、店内はリノベーションしてオープンキッチンと8席のカウンターを設えたモダンな造りに。壁の一面はガラス張りになっていて、ゲストは席からゆったりと庭を見渡すことができる。
盛り付ける料理に合わせて、理にかなった形状の器を特注
見た目を彩るための、飾りの食材は一切盛らないのが赤井シェフのポリシー。特にメインディッシュは器のほぼ真ん中に配することが多く、その盛り付けが一番キレイに映えるのが白くて丸い器だという。色付きの皿はコースのアクセントに。広島は江田島から唐津まで、各々の器作家を自身で訪ねて特注したという器の数々も、料理とともに愛でて愉しみたい。
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無