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髙村宏樹氏(タカムラヒロキ)―”粋”を貫く、江戸料理の後継者
1971年、秋田県出身。高校卒業後、当時目白にあった赤堀栄養専門学校に入学。学校に通いながら目白「太古八」で修行の日々を送る。1999年、故郷の秋田で独立し、「日本料理たかむら」を開店。2016年には秋田県で初めて、農林水産省の「料理マスターズ」に選出された。不変と進化が共存する、髙村氏ならではの江戸料理を提供し続ける。北の大地で進化を続けるこの店から目が離せない。
秋田中の腕利き職人たちが作り上げた、唯一無二の美食空間
調理台と客人用のカウンターの間には通路を設け、主人がそこを自由に移動できるようになっている。ときに移動式の水コンロを使い、目の前で出来立ての料理を提供する憎い演出も。これは主人の古巣である「太古八」と同じ方式。師匠から継承した心意気が、店内の至る所に見え隠れしており、客人を楽しませることを忘れない。料理は勿論だが、秋田の澄み切った空気や、店そのものの造りも、この店の一品を引き立てる要素のひとつだ。
地元市場との信頼関係から成り立つ、滋味深い料理たち
「日本料理たかむら」では産直の食材をほとんど使わない。毎朝市場へ通い、直接食材を買うのが主人のやり方だ。目利きのプロである小売店から食材を買い、自身は作りたいものを作る。市場の人たちとはまるでチームを組んでいるような、独特の信頼感で結ばれている。地元秋田の食材を多く使用した滋味深い料理からは優しく、どこか懐かしい味がする。そんな”江戸料理”を楽しみに、何時間もかけて秋田へ赴く食通は後を絶たない。
月・火・水・木・金・土
日・祝日
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有